■ ID | 88 |
■ 種類 | 論文 |
■ タイトル | ユリの29近縁品種のアイソザイム電気泳動特性 Isozyme Electrophoretic Characterization of 29 Related Cultivars of Lily (Lilium spp.) |
■ 著者 | アマウリ・アルサテ
A. Arzate
埼玉県環境科学国際センター セサル・メヒア C. Mejia メキシコ州立自治大学農学部 奥本裕 Y. Okumoto 京都大学大学院農学研究科 中崎鉄也 T. Nakazaki 京都大学大学院農学研究科 谷坂隆俊 T. Tanisaka 京都大学大学院農学研究科 |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2005 |
■ 誌名・巻・号・年 | Plant Breeding, Vol. 124, No. 1, 71-78, 2005 |
■ 抄録・要旨 | ユリの29近縁品種に対して、アイソザイムのバンドパターン(IBP)がデンプンゲル電気泳動(SGE)によって調べられた。8つのpH範囲と4つの抽出バッファーで、クエン酸ヒスチジンバッファーシステムの組み合わせが試験された。SGEを用いて、カタラーゼ、エステラーゼ、リンゴ酸デヒドロゲナーゼ、リンゴ酸酵素、ペルオキシダーゼ、ホスホグルコムターゼ、ホスホグルコースイソメラーゼ、および6-ホスホグルコン酸デヒドロゲナーゼのIBPが評価された。いくつかのIBPは、区分特有のバイオケミカルマーカーとして同定された。8つの酵素システムは、UPGMAクラスター解析を用いて樹形図を構築することにより解析された。この解析により、ユリの品種は、2つのL. x formonlogi品種を除く、他のLilium種から分離されることが示された。この研究は、アイソザイムが、ユリの品種を同定したり、ユリの品種間における系統発生的な関係を推測するために有用なバイオケミカルマーカーを提供しうることを示している。 |
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